外資系企業に転職を希望される方のほぼ全員が、心配されることがあります。
「英語力は必要ですか?」
答えは、職種によっては必須なので、勉強しましょう。
なぜか? お客様が英語を話すかどうか?に依存するからです。
例えば営業であれば、売りたい相手は日本人であることが多いですから、
極端な話、英語が話せなくても商品を売れますよね?
大手外資企業に20年弱、勤めた私の経験上です。
職種によっては英語力が必要なので、外資への転職を希望されている場合は勉強しましょう。
目次
- 1.外資転職に英語が必要というのは、YESでもありNOでもある
- 2.必要な英語力のポイント
- 3.心配している暇があったら勉強しよう
それでは1つ1つ解説していきます。
1.外資転職に英語が必要というのは、YESでもありNOでもある
外資系企業への転職を希望するならば、職種によって英語力が必要です。
具体的には、営業であれば、どちらかというと「不要」です。
管理系(人事、マーケティング、経理、法務など)は「超・必須」です。
大手の外資系企業に20年弱、勤めた私の経験上です。
なぜなら、営業とはいえ、たいていの場合、お客様は日本人ですから。
日本語しか話さないメガバンクの常務相手に、
本社の役員が、英語で営業して口説けると思いますか?口説けませんよね。そういうことです。
お客様に、モノが売れれば、よいのです。
お相手が日本人であれば、日本語ができればよいのです。
実際、4年間、営業だった私ですが、その間に上司だった1人は
海外から電話がかかってくるとすぐに私に電話をまわすぐらい、英語アレルギーでした。
それでも務まったということですね。
とはいえ英語ができた方が良くない?と思いますよね。
その通りです。
英語ができた方が、出世できる確立や、他部署に異動できるチャンスが上がります!
つまり、営業でも、出来るに越したことはないです。
さて、「管理系」(人事、マーケティング、経理、法務など)は本社との連携が強いため、英語が必須です。
本社の人間の説得や、説明をするということが通常業務の大部分になりますので、英語ができないと正直、お話になりません。
2.必要な英語力のポイント
では、「管理系」(人事、マーケティング、経理、法務など)を目指すならば、どれぐらいの英語力が必要なのでしょうか。
よく利用するツールや本社との連携の度合いにもよるのですが、
・電話会議で英語で質問されたときにすぐに回答できること。
・特にスピーキングにおいては、文法が多少おかしくても、勢いでカバーできるメンタル!
TOEICでいうと何点ぐらいなのかはちょっとわかりませんが、
1点目のメールが素早く返せないと、そもそも仕事が進みませんので、重要かなと思います。
私の直近の上司は文法がちょいちょい不正確でしたが、
笑顔でどんどん話す積極さがあり、十分、ビジネスを推進してました。
3.心配している暇があったら勉強しよう
英語ができるか否かは、外資の面接で聞かれることでしょう。
仮に英語が必須の人事職への応募だったとして、
「英語はできますか?」という質問に対し、
「できません。。。苦手で。。。」と回答した場合と、
「今はTOEIC△点ですが、〇点を目指して、オンライン英会話を続けています」
とどちらが好印象でしょうか?
前者は採用したくないですが、
後者だったら、テーブルにはのってくるとおもいます。
そういうことだとおもいます。
ということで、
外資への転職を目指すならば、営業であれば、英語は不要。
管理系の職種であれば英語ができないときつく必須ですので、
心配している暇があったら勉強して臨みましょう!
おすすめ英会話
ちなみに、同僚(留学経験なし)がビジネス英会話スキルを向上させるために
【レアジョブ英会話】 オンライン英会話 - 会員数No.1 (rarejob.com)
を使って勉強していました。
週2回、30分ずつレッスンしていたみたいですが、
メールでの英語は明らかに上手になっていると感じましたよ。
耳寄り情報
私が社内で、営業からマーケティングへ異動した際の面談の対策として、参考にした本はこちらです。