子供の弱視や乱視の治療用眼鏡は非常に高価で、
計6万円程度することも珍しくありません(JINSやZoffを除く)。
ところが、小学生以下の眼鏡には処方箋が必須で、
持参することによって健康保険適用対象となり、また、自治体からの補助も出ることが多いです。
私の子供はこれまでに2回、アンファンで眼鏡を購入しましたが、
それらの補助を差し引いての自己負担は1.7~2.7万円でした。
それでは、眼鏡のおすすめメーカーや料金・自己負担額など、詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
- 子供の眼鏡はいつから?
- おすすめの子供用眼鏡は「アンファン」や「トマトグラッシィーズ」
- 「アンファン」の治療用眼鏡の料金は?
- 補助金を差し引いての自己負担額は?
- まとめ
子供の眼鏡はいつから?
誕生直後から眼鏡が必要なお子さんもいらっしゃいますが、
視力検査が行われる「3歳児検診」で指摘されてかけ始めるお子さんが多いと思われます。
私の子供も「3歳児検診」で左目の視力が弱いことが判明し、
眼科での精密検査を経て3歳3か月頃から治療用眼鏡をかけ始めたのでした。
これは自分が当事者になるまでわからなかったのですが、
子供用の眼鏡は「テレビやスマホ見すぎによる近視」の矯正ではない場合がほとんどで、
「小児弱視」等を治療するためのものです。
何等かの理由で視力が正常に上がってきていないため、
脳に正常の信号を送るために眼鏡をかける治療を行うのです。
私は子供にテレビはもちろんスマホ育児もしていなかったため、
衝撃を受けたのを覚えています。
おすすめの子供用眼鏡は「アンファン」や「トマトグラッシィーズ」
さて、治療用眼鏡が必要になった場合、小学生以下は処方箋が必須です。
眼科で処方箋をもらってから眼鏡屋さんに行くことになります。
安さ重視で「JINS」や「Zoff」で良くない?
と思いがちですが、乳児向けのサイズがなかったり、
フィット感がいまいちだったりしますので、
「アンファン」や「トマトグラッシィーズ」をおすすめします。
その他にもメーカーはありますので、
「近くに店舗があるか」「アクセスが良いか」
等のポイントで選びましょう。
我が家の場合、電車・徒歩あわせて30分ぐらいの距離に店舗があったのと、
同じく治療用眼鏡をかけているお友達のお母さんに
おすすめしてもらったのが決め手で「アンファン」を選びましたよ。
また、子供用眼鏡の販売に歴史があり、そのノウハウも安心材料でした。
*子供同士の接触や、かけ外しが雑なため、フレームが曲がってしまうことが多々あります。
ひどいときは1か月に2度、アンファンに行って調節してもらったこともあります。
就学前検診でそのことを眼医者さんに言うと、
「この年齢のお子さんは、みんなそうですよ」とのことなので、珍しくない模様。
曲がってしまった時にすぐに店舗に行けるか?
が重要なポイントでしょう。
「アンファン」の治療用眼鏡の料金は?
気になる眼鏡の値段は、フレームをあわせると「5万~7万円」ぐらいになってしまいます!
フレームは2万円ぐらいからのスタートです。
私の子供の眼鏡は第1世代が6.5万円。
第2世代はポイントをおさえて(不要のオプションをやめた)5.6万円で購入しました。
最近の大人用の眼鏡は安くて5000円ぐらいで購入できますから、高さが際立ちます!
補助金を差し引いての自己負担額は?
でも、安心してください。
子供の治療用眼鏡は、保険適用対象なんです!
また、自治体によっては、申請すると補助金が出ます。
我が家の場合は、
第1世代の
健康保険の補助が約3.1万円。
自治体の補助が約8千円。
差し引くと、自己負担は2.7万円でした。
第2世代は
健康保険の補助が約3.1万円。
自治体の補助が約8千円。
差し引くと、自己負担は1.7万円でした。
補助金を受けても、結構な出費になりましたが、
大切なわが子の治療のためですからそんなこと言ってられません。
*健康保険や自治体、眼鏡の料金によっても異なりますので、
上記はあくまでも「会社員で、港区住まいでアンファンの眼鏡を買った場合」です。
詳しくはあなたの健康保険や自治体で調べてみてくださいね。
まとめ
- 小学生以下の眼鏡は「治療用」で、処方箋が必要
- 健康保険と自治体から補助が出る
- 補助を差し引くと、自己負担は1~3万円程度を覚悟