子供の発育を確認する「3歳児検診」の視力検査でひっかかってしまった!
この次は何が待っている?心構えは?にお答えします。
本記事の内容
- まずは「引っかかってくれてありがとう」!
- 視力検査を嫌がる場合は要注意!「見えない」から?「理解できない」から?
- 検診の後は眼科で精密検査。遠視が発覚。
- 眼鏡を作って治療開始
- 元気をだして!これからよくなるばかり!
- まとめ
まずは「引っかかってくれてありがとう」!
このブログを読んで下さっている方は不安でいっぱいだと思います。
私も3歳児検診で子供の遠視が発覚したときは、不安でものごとが手につかず、また、悲しくてたくさん泣きました。
どれも自然な反応だと思います。
大切なわが子が、将来、弱視になってしまうかもしれない。
眼鏡をかけても視力矯正できず、運転免許なども取得できないかもしれない。
心配にならない理由がありません。
でも、ひととおり勉強した私が伝えたいのは、「3歳の時に引っかかってくれてありがとう」です。
子供の視力というのは8歳ごろには完成すると言われていて、異常がある場合は1日でも早い治療開始が必須です。
日本では、3歳児検診を逃すと次の視力検査が就学前検診(5-6歳)であることが多いので、治療時間が2年も失われてしまう可能性があるんです。
8歳までに治療完了できていないと、それこそ将来、弱視に悩むことだってあります。
就学前検診より前に、1日でも早く精密検査をすることが重要なのです。
視力検査を嫌がる場合は要注意!「見えない」から?「理解できない」から?
視力検査を嫌がる場合は、要注意です。
ちなみに港区の検査はこのような感じで家庭で行われます。
港区議会議員 榎本茂 「子供にとって、一生に一度のチャンスを無駄にしない政策を」
なぜ嫌がるのか?
検査の方法や意味が理解できないから?→なら少し時間をかければなんとかなります。
見えないから?→まさに、これが私の子供のケースでした。
3歳児は気持ちを言葉にすることがまだ難しいときもあり、
機嫌が悪い時はアウトオブコントロールなのは、子育て経験者ならお分かりだとおもいます。
右目を隠して左目の視力を検査する際、
「むにゃむにゃ」言いながら「もじもじ」して、「やだ。やらない」というのです。
あれ、おかしいな、と思いつつ、
その日は検査ができなかったので翌日、リベンジしてみることに。
やはり、左目を検査するときに、嫌がって、進まないのです。
これは何か異常があるのかも、と不安をかかえて、保健所での3歳児検診に臨みました。
検診の後は眼科で精密検査。遠視が発覚。
保健所での3歳児検診で、より具体的な視力検査を実施。
そこでもやはり指摘され、紹介状をもらって提携眼科で精密検査をすることになりました。
港区の場合、眼科のリストを見せてもらい、好きなところを選ばせてもらえました。
自宅から比較的近い、眼科に紹介状を書いてもらいました。
この時点で頭の中、真っ白です。
大丈夫なのか、子どもの目は?
藁にもすがる思いで眼科の予約をとりました。
この眼科の院長は著名な方で、テレビでもよく紹介される方だったので、
この先生に診て治療してもらえれば安心だろう、と思いました。
翌週に受診をしたのですが、それまでの間は本当に不安で仕方がなかったです。
精密検査は1日では終わりません。
まず点眼液を処方されて、それを7日間、毎日、自宅で点眼した上で、翌週の精密検査に臨みます。
私自身は点眼していないのですがこの点眼液をする副作用で光が多く目に取り込まれるそうで、
世界がまぶしく見えてしまうそうです。
点眼している期間は極端に明るい場所(ビーチとか、外遊びとか)を少し避けた方が安全のようです。
さて、翌週の精密検査で分かったのは、左目の小児遠視でした。
治療をしないと、将来、弱視になってしまいます。
眼鏡を作って治療開始
処方箋をもらい、眼鏡屋さんへ向かいます。
フレーム・レンズを選び、発注します。
納品に3~4週間かかることもあります。
1日でも早く治療したいので、納品連絡があったらダッシュで受け取りに行きました。
おすすめ眼鏡屋はどこか、料金はいくらぐらいなのか、はこちらの記事にまとめたのでご覧くださいね。
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元気をだして!これからよくなるばかり!
3歳3か月で、いざ、治療開始しました。
それから3年。今、6歳です。
先日の経過観察では、「もう大丈夫。弱視にはならないよ」と先生に言っていただけました。
早く治療を開始すれば、あなたもきっとそうなることを願います。
治療を開始すれば、あとは良くなるばかり!
前を向いて頑張りましょう!!
とても簡単に全体の流れを紹介しましたが、また別の記事で詳細も書いてみたいと思います。
まとめ
- 視力検査でひっかかったら、眼科で精密検査
- 必要に応じて処方箋をもって治療用眼鏡をつくる
- 早期発見に感謝してがんばりましょう